世界の貿易量、第2四半期は18.5%減か=WTO

世界の貿易量、第2四半期は18.5%減か=WTO。

タグ:第2四半期 世界の貿易量

発信時間:2020-06-24 14:35:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 世界貿易機関(WTO)が23日に発表した報告書「世界貿易データ・見通し」(改訂版)によると、今年第1四半期の世界の貨物貿易量は前年同期比3%減で、第2四半期の下げ幅は約18.5%になる見通しだ。


 報告書によると、今年第2四半期の世界の貿易量は歴史的な低迷となったが、各国政府の迅速な対応により、通年ではWTOが予想していた最悪の状況を回避できそうだという。


 WTOのアゼベド事務局長は「各国の政策は新型コロナウイルスの経済及び貿易への持続的な衝撃を和らげるため極めて重要で、経済回復のペースを左右する重要な力を発揮し続ける。各国の財政・金融・貿易政策が同じ方向に進むことで、世界の経済・貿易が2021年に力強く回復する可能性が生まれる」と述べた。


 WTOは4月に発表した報告書の中で、今年の世界貿易は感染症の影響により13-32%減になるとしていた。改訂版の報告書は、今年第3・4四半期に世界の貿易が前四半期比で2.5%の伸び率を維持すれば、通年の貿易は最も楽観的な予想値に達するとした。


  WTOは来年の世界貿易成長の流れについて、感染症の第二波、予想を下回る経済成長、各経済体の貿易規制措置などの要素により、貿易の成長が予想を下回る可能性があると警鐘を鳴らした。データによると、コロナ前の成長の軌道に戻るためには、来年の世界の貿易成長率は約20%に達する必要がある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月24日

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