商合杭高速鉄道、建設技術の見所を紹介

商合杭高速鉄道、建設技術の見所を紹介。

タグ:商合杭高速鉄道 建設技術の見所

発信時間:2020-06-29 14:17:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国鉄建鉄四院商合杭高速鉄道全体設計責任者の徐保紅氏は、「商合杭高速鉄道は新たな鉄道建設において設計基準が最も高く、線路が最も長いプロジェクトの一つだ。技術基準が高く、結びつきが複雑で、橋梁の構造が複雑といった特徴がある。これらの難関の突破により、商合杭高速鉄道の建設の美学が生まれた」と述べた。


 淮河を跨ぐ特大橋の全長は約17キロで、完全に独自の知的財産権を持つⅢ型プレート式バラストレス軌道を採用。バラストレス軌道構造はスムーズで安定性が高いといったメリットを持つ。基準を厳守し軌道基礎の施工精度をコントロールし、誤差を2ミリ内にする必要がある。


 商合杭高速鉄道のうち、客運専用線、市内レール交通、都市幹線道路を一体化させる蕪湖長江鉄道道路併用大橋は、世界初の高低の塔を持つ鉄道道路併用斜張橋だ。


 情報によると、その他の斜張橋と比べると、蕪湖長江鉄道道路併用大橋の主塔の橋面から上の部分の高さは、一般的な塔の高さの半分のみだ。この特殊な構造により、橋のケーブル1本の最大の引っ張り強度は1600トン(小型車1300台分以上の重さ)にのぼる。


 グリーンな道を敷くため鉄道の建設コストを1億元以上増やし、安徽省ヨウスコウワニ国家級自然保護区を迂回した。しかしこれにより、超高圧送電線回廊との「遭遇」が避けられなかった。これを受け、高速鉄道に「カバー」をかけ超高圧送電線回廊を通過させる、国内初の重大な技術イノベーションが生まれた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月29日

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