中国外交部の趙立堅報道官が司会した定例記者会見において、海外メディアの記者から「仏メディアの報道によると、ファーウェイ(華為技術)はフランスの5Gネットワークの建設への参加が認められるが、ファーウェイが得る許可は限定的だという。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。趙氏は次のように回答した。
中国側は一貫して、5G技術は第4次産業革命の先端性・けん引性・プラットフォーム性の技術であり、グローバル化の大きな流れにおける5Gの開発と利用は、各国が共に協議・建設・共有する過程及び産物であると考えている。
仏政府は何度も公の場で、5G問題において特定の国もしくは企業を差別する措置は講じず、ましてやファーウェイを排除することはないと表明している。フランス側が客観的かつ公正な態度を貫き、市場の法則と企業の意向を尊重し、自国の利益に合った選択を自ら下すことを願う。実際の行動により、中国企業を含む各国の企業に対して、開放・公平・公正・無差別のビジネス環境を提供することを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月7日