7月6日、A株市場の三大株式指数は上昇で始まった後、終日上昇し続けた。同日、上海総合指数は6%近く上昇し、二年4カ月ぶりに3300台に回復した。取引高は、上海・深セン両市場合わせて1兆5000億元となり、ここ5年の最高を記録した。
同日、上海総合指数は5.71上昇し3332.88ポイントで引け、上海市場の取引高は7241億5400万元となった。深セン成分指数は4.09%上昇し12941.72ポイントで引け、深セン市場の取引高は8418億9900万元だった。創業板指数は2.72%上昇し、2529.49ポイントで引けた。
セクター別にみると、銀行、保険、証券などの「大金融」株が上昇をけん引。銀行と証券セクターでストップ高のラッシュが発生し、両市場合わせて3600以上の銘柄が上昇となった。
個別銘柄を見ると、上昇した3620銘柄のうち、中航瀋飛、光大証券、至純科技など150銘柄の上げ幅が5%を超えた。下落したのは211銘柄、うち正海生物、ST科迪、ST八菱など7銘柄の下げ幅が5%以上だった。
同日の香港株式市場から内陸部に流れる「北上資金」の純流入額は164億3600万元、うち「滬股通」(香港証券取引所経由の上海証券取引所上場株の取引)の純流入額は66億9700万元、「深股通」(香港証券取引所経由の深セン証券取引所上場株の取引)の純流入額は97億3900万元だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月7日