A株市場の時価総額が10兆米ドルを突破 5年ぶりの高値を記録

A株市場の時価総額が10兆米ドルを突破 5年ぶりの高値を記録。

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発信時間:2020-07-08 16:07:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 7月6日、A株市場は大幅高となった。上海総合指数は5.71上昇し3332.88ポイントで引け、1日の上げ幅はここ5年で最大となった。深セン成分指数は4.09%上昇し12941.72ポイントで引けた。創業板指数は2.72%上昇し2529.49ポイントで引け、2016年以来の最高を更新した。


 一方で、A株市場の時価総額は77兆8400億元と、米ドル換算で10兆米ドルを突破した。A株市場の時価総額の10兆米ドル超えは2015年以来初めて。上海総合指数の上昇は6日で5日連続となり、7月の4取引日の合計上昇幅は14%を上回った。6日の取引高は、上海・深セン両市場合わせて1兆5000億元と、ここ5年の最高を記録した。A株市場の1兆元突破は7月2日から3日目となった。


 中国最大の金融経済情報ベンダーのWindのデータによると、6日に申万一級業種指数は28業種の全面高となった。銀行業は9.12%上昇し、上場銀行36行のうち、ストップ高となったのは23行。ノンバンクは8.95%上昇し、証券株が再度全面ストップ高のラッシュとなった。不動産、レジャー・サービス業の上昇幅もそれぞれ7.47%、7.31%に達した。


 同日、上海・深セン両市場で取引中の全3850銘柄のうち、3620銘柄が上昇した。中でも上昇幅が7%以上に達したのは491銘柄。また、銀行ETFを含めてA株市場で40本のETFがストップ高となった。


 相互連結メカニズムにより、香港株式市場から内陸部に流れる「北上資金」も引き続き増加した。同日の「北上資金」は136億5200万元の純流入となり、そのうち「滬股通」(香港証券取引所経由の上海証券取引所上場株の取引)による買入れ額は51億元、「深股通」(香港証券取引所経由の深セン証券取引所上場株の取引)の買入れ額は85億5200万元だった。6日で「北上資金」の単日100億元以上の純流入は3日目となった。7月に入ってたった3日の取引日で「北上資金」の純流入額は439億6100万元となり、年内の純流入額は1621億1200に達し、世界の資金のA株買入れへの高い情熱が伺える。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月8日

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