ペットビジネスが発展 若者はペットに癒しを求める

ペットビジネスが発展 若者はペットに癒しを求める。

タグ:ペットビジネス

発信時間:2020-07-14 13:40:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   最近の若者の間ではペットが非常に多様化している。


    ここ数年、様々な「一風変わったペット」が注目を集めている。猫や犬以外に、モルモット、アルパカ、コールダック、ガチョウ、亀、トカゲ、マーモットなどの新たなペットが人気を集めている。SNSでは「なんでも可愛がる」ブロガーも増えている。


    若者たちは猫、犬、アヒル、ガチョウの飼育を通し、癒されると同時にかわいいペットに金をつぎ込んでいる。ペットフード、おやつ、おもちゃ、洋服、スマートトイレ、オムツの普及、それからペットカフェやペットレストランの発展は、「ペットビジネス」の市場拡大を表している。青山資本が発表した「2020中国日用消費財早期投資機会報告」によると、ペット市場の規模は2000億元を超えている。


  しかし、この数千億規模の市場にも隠れた事情がある。業界関連者や専門家は、ペットカフェやペットレストランなどの新型の消費場所の安全衛生と監督管理を早急に発展させるべきで、ペット医療や動物の権益保護などの分野でトラブルも相次いでいると指摘した。


   江蘇省淮安市出身の90年代生まれの趙麗さんは今年5月、ネットでコールダックの卵を数個購入し、アヒルの孵化過程を自らの目で観察しようと試みた。卵を入手した日から毎日、彼女は懐中電灯で卵を照らして変化を撮影した。卵黄からアヒルになり、趙さんは新しい命の誕生を見守った。25日目に卵が割れ始め、金色のアヒルが殻を破って生まれた。「ドゥードゥー」と名付け、我が子のように可愛がっている。「生まれてから成長が早く、毎日大きくなり、自分が母親になったような感覚」だと趙さんは話した。


  「中国ペット産業に関する2019年白書」によると、中国都市部のペットの数は9915万匹に達し、2018年より766万匹増加した。90年代生まれはペット飼育者の主力である。一線都市でのペット飼育者は38.8%を占め、三線以下の都市でも34.4%と少なくない。多くの若者にとって、ペットは単なる動物ではなく、心の支えでもある。ペットを飼う若者が増えるにつれて、ペット市場のパイも大きくなっている。

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