中国情報通信研究院が3日発表した「中国デジタル経済発展白書(2020年)」によると、中国の産業デジタル化の模索は昨年、より深いレベルのより広い分野に邁進した。伝統産業の生産拡大・効率向上をけん引するデジタル技術の効果がさらに強化された。産業デジタル化付加価値額は28兆8000億元で、前年同期比の名目成長率は16.8%。
5G及び人工知能(AI)などの次世代情報技術の波に乗り、中国の多くの工業分野がデジタル化モデルチェンジを加速している。一定規模以上の工業企業の昨年の生産設備デジタル化率は47.1%、重要工程デジタル制御率は49.5%、デジタル化設備のネットワーク接続率は41%に達し、工業企業デジタル化研究開発・設計ツールの普及率は69.3%にのぼった。製造業のデジタル化モデルチェンジの推進掘り下げにサポートを提供した。
次世代情報技術と製造業の融合が加速し、新製品・新モデル・新業態を絶えず育んでいる。統計によると、昨年全国でネットワーク化協同を展開した企業の割合は35.3%、サービス型製造は25.3%、パーソナライズは8.1%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月13日