国家統計局が15日に発表したデータによると、今年の中国の夏季収穫穀物の生産量は1428億キロで、前年比12億1000万キロ増で過去最大となった。
今年は気候条件が全体的に有利で、小麦が全体的に順調に成長した。全国の夏季収穫穀物の単位面積あたり生産量は1ムーあたり363.8キロで、前年比で5.6キロ増(1.6%増)となった。夏季収穫穀物の増産実現を効果的に支えた。
国家統計局の関連責任者は「新型コロナウイルス感染症により小麦が根付く時期の畑の管理、農業資材の供給などに一定の影響が生じた。しかしその後各地は農業資材の調整及び小麦畑の管理を強化した。全体的に見て、感染症は小麦の生産に大きな影響を及ぼしていない。今年も夏季収穫穀物が豊作で、通年の穀物生産安定の基礎を固めた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月16日