農業農村部が17日に発表したデータによりますと、今年の上半期の農業と農村経済は安定的な運行を保っているということです。夏季に収穫する食料の生産高は前年より約14億キロ増え、記録的となる約1400億キロに達しました。そのうち、小麦は1級のものと2級のものが増産されたため、品質が著しく向上しています。また、早稲はまもなく収穫期に入り、秋に収穫する食糧は栽培面積の安定的な拡大を保っています。このほか、養豚場での豚肉の生産も予定より順調に進んでいます。
農村部の産業は再開スピードが加速し、産業扶助の成果が保たれています。3月末までに、全国における農業関連企業はほぼ操業を再開し、生産は例年並みのレベルに回復しています。
これについて、農業農村部発展企画司の巡視員は、「年間売り上げ2000万元に達する規模以上の農産品加工企業は、上半期における営業収入が6兆2000万元を上回る見込みだ。また、レジャー農業は9割が営業を再開しており、農家の収入の減少は著しく縮小している」と示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年7月19日