17日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で明らかにされたところによると、今年上半期には中国の国境を越えた資金の流動が相対的に安定し、外貨市場の需給は基本的にバランスが取れ、外部からの打撃に対処する力が目に見えて強化されたという。
国家外貨管理局が同日発表したデータによれば、2020年上半期の銀行による外貨決済・外貨販売の黒字額は786億ドル(約8兆4094億円)に上った。同期の人民元レートの最高値と最安値の間の変動幅は4.4%で、ここからレートが一定の弾力性を備えていたこと、レートが比較的安定していたことがわかる。
下半期の国境を越えた資金流動は安定した発展傾向を維持するとみられ、同局は引き続き「マクロは用意周到に+ミクロは監督管理」の両位一体の管理の枠組を堅持し、各方面の緊急予防抑制措置の準備をしっかり行い、国境を越えた資金流動の安定と秩序を守ることになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月19日