交通新インフラ、今後15年の「施工図」が策定

交通新インフラ、今後15年の「施工図」が策定。5G、北斗システムなどの応用、スマート高速列車の発展を推進する…

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発信時間:2020-08-07 16:46:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 5G、北斗システム、自動運転などの応用、時速600キロ級高速リニアなどのスマート高速列車の発展を推進する。


 交通運輸部は6日にウェブサイトで発表した「交通運輸分野の新インフラ整備の推進に関する交通運輸部の指導意見」(以下「同意見」)の中で、2035年までの交通運輸分野の新インフラ整備の施工図を明確にし、一連の具体的な任務を掲げた。これには時速600キロ級高速リニアなどのスマート高速列車の発展、第5世代移動通信システム(5G)などの協同応用、北斗システム及びリモートセンシング衛星の業界の応用、自動運転などの人工知能(AI)先導応用模範エリアの建設推進が含まれる。


 同意見は、2035年までに交通運輸分野の新インフラ整備で顕著な成果を手にするとした。先進情報技術により交通インフラに能力を与え、正確な感知、正確な分析、綿密な管理、入念なサービスの能力を全面的に高め、交通強国の建設加速の力強い支えとする。インフラ整備・運営のエネルギー消費水準を効果的に抑制する。交通運輸業界内でユビキタスセンサー施設、先進通信ネットワーク、北斗時空サービスを深くカバーし、業界データセンター及びサイバーセキュリティ体制を基本的に構築する。スマート列車、自動運転車、スマート船舶などを徐々に応用する。科学技術革新支援能力を大幅に高め、将来を見据えた技術の応用水準を世界トップレベルにする。


 北京交通大学中国交通運輸経済研究センターの欧国立主任は、『経済参考報』のインタビューに応じた際に「この文書は中国の交通運輸の高品質発展を推進する上で非常に重要な意義を持つ」と述べた。


 同意見は融合・高効率のスマート交通インフラの構築について、スマート道路、スマート鉄道、スマート航路、スマート港湾、スマート民間航空、スマート郵政、スマートハブを構築し、新エネ・新材料業界の応用を推進するとした。そのうちスマート高速列車を発展させ、時速600キロ級高速リニア、時速400キロ級公録列車の開発と試験を展開する。ブロックチェーン技術を応用し、電子証明書、オンライン手続き、危険物の全チェーン監督管理、全過程物流可視化などを推進する。郵政ビッグデータを建設する。


 欧氏は「融合・高効率のスマート交通インフラの構築は、中国の交通インフラの科学技術力、全体的な水準・効率を大幅に高める」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月7日


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