衛星測位システムは全世界の公共インフラであり、中国は一貫して北斗システムを世界に開放してきた。ASEAN、南アジア、東欧、西アジア、アフリカが相次いで北斗の「コミュニティ」に加入し、成果の共有とウインウインの協力を進めている。
国連世界衛星測位システムのコアサプライヤーとして、北斗システムは世界の測位産業に新たなアイデア、理念、原動力をもたらした。国連宇宙部は衛星測位の協力深化に関するコンセンサスをまとめると共に、中国で2度にわたり国連世界衛星測位システム国際委員会会議を開催し、「北斗宣言」「西安構想」という世界の関係者を代表する共同声明を発表。北斗三号グローバルシステムの打ち上げ成功後には特別にお祝い動画を公開し、北斗システムがグローバル経済と社会の発展や宇宙空間の平和利用、国連宇宙活動の国際協力などに大きく貢献するとの見解を示した。
宇宙空間を平和利用し、宇宙空間の国際協力・交流を深めることを中国は一貫して主張してきた。北斗システムに代表される宇宙科学技術は世界各国の国民とって一層美しい未来の実現を後押しし、人類運命共同体の構築に中国の力が貢献している。
全人類の立場に立って和平と安全を見張り、人類・社会の発展を支えることは中国の北斗システムが担うべき使命と職責になる。
北斗システムはここ数年のサービス能力増強に伴い、世界の事務に積極的に関って国際的な職責を履行しており、複数の国際機関が標準規格に定め、国際民用航空機関も世界衛星測位のコアシステムの一つと認めている。