国鉄集団貨物輸送部の担当者によると、7月以降、鉄道部門は市場ニーズに合わせ、貨物輸送能力を高め、国民経済の安定した運行と人民の生産生活ニーズの保障に努めている。1つ目は、各地企業の原材料と製品の輸送ニーズに積極的に合わせ、輸送プランを作成し、輸送能力を科学的に調整し、柔軟な輸送料戦略を実施し、上質のサービスを提供し、企業の生産再開をサポートしている。2つ目は、貨物輸送量増加行動を実施し、多方式の連絡輸送を発展させ、国家鉄道の1日あたり平均搭載量は過去最大を更新した。うち、コンテナの1日あたり平均搭載量は3万2000台で前年同期より8174台、34.3%増加した。沿海の主要港の船混み鉱石輸送量は3446万トンで前年同期比665万トン、23.9%増加。3つ目は、大秦、浩吉、瓦日、唐呼などのエネルギールートの役割を発揮させ、発電用石炭の輸送を強化し、各地の夏ピークの石炭ニーズを保障している。石炭輸送量は1億6000万トンに達し、前年同期比378万トン、2.5%増加し、全国の主要電力発電所の石炭消費可能日数は25日以上を維持した。4つ目は、適度な統一的指揮の優位性を発揮し、災害救援物資と日用品の輸送に全力で取り組み、各地の防災と災害後復興に有力な輸送面の保障を提供した。5つ目は、貨物輸送インフラの建設を強化し、最初と最後の1キロを開通した。今年に入り、完成した鉄道専用線は24本、建設中は187本、完成した鉄道物流基地は3カ所、建設中は23カ所になり、工場と鉱山企業、港に全面的な物流サービスを提供している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月10日