河北省滄州市発展改革委員会が明かした情報によると、石衡滄港(石家荘、衡水、滄州、黄骅)都市間鉄道全線の最初の工事・中鉄三局が建設を請け負っている南排河特大橋工事が正式に着工した。
石衡滄港都市間鉄道は京津冀(北京市、天津市、河北省)都市圏「四縦四横一環」都市間鉄道網の重要な構成部分であり、総投資額は300億元に上る。
石衡滄港都市間鉄道は西側の石家荘から始まり、東側の渤海新区に至り、全長333.8キロ(うち石家荘―衡水区間は既存の石家荘―济南間旅客専用線を利用)、設計速度250キロで、全区間に衡水北駅、武邑駅、阜城南駅、交河駅、泊頭西駅、文廟駅、滄州西駅、滄州東駅、黄驊新駅、渤海新区西駅、渤海新区東駅の計11駅を新設する。滄州空港駅は次の段階の工事として計画されている。
プロジェクトの完成後、滄州―石家荘間の移動時間は現在の4時間から1時間30分に短縮される。
このプロジェクトの建設は沿線地区と石家荘、天津、保定などの重要都市を繋ぐ大容量の快速旅客輸送ルートを形成し、京津冀都市間鉄道網「四縦四横」の骨組みを構築し、周辺都市の経済成長を促進する上で重要な意義があると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月10日