事業主の第2四半期の雇用者数は前四半期比79万5000人減の約441万2000人、市場の求職者数は9万1000人増の約333万7000人で、市場の需要が供給をやや上回っている。操業再開の持続的な推進に伴い、労働市場の需給の圧力がやや和らいでいる。
83の都市公共就職サービス機関の市場需給情報によると、第2四半期の労働力需要量は15.6%減、求職者は2.9%増だった。
中国就業研究所の丁大建研究員は「需要の減少は主に世界的な感染症のショックによるものだ。世界経済が後退し、貿易会社が大きな圧力に直面し、雇用が減少した。供給側の変動は、感染対策の影響を受けたものだ。第1四半期は求職者が少なく、第2四半期に入り中国の感染対策が段階的な成果を手にすると求職者数が回復した。需要減と供給増により市場の需給の圧力が和らぎ、求人倍率が大幅に低下した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月12日