第10回北京国際映画祭北京市場の契約式典が28日、北京市内で行われました。北京市政府ラジオテレビ局の楊爍局長は、北京市場での契約総額が約331億元(約5140億円)に達し、第9回の309億元(約4798億円)を上回る、過去最高記録を達成したことを明らかにしました。
成約した事業は映画製作への投資や映画館の建設、撮影基地、映画製作資金投融資プロジェクトなど映画産業チェーンの各部分に及び、契約式典では21の重点的プロジェクトの調印式も行われました。
映画製作への投資の対象には推理やサスペンス、喜劇、アクション、SFなど様々な種類の作品があり、中でも8k映画「立秋」のような新技術を駆使する作品も含まれています。さらに、北京銀行や北京農商銀行など多くの金融機関も映画会社と戦略的な協力関係を結び、それぞれの優位性を発揮して映画産業の発展を共に推進していきます。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月29日