中国の感染対策と経済・社会の発展の統一的な取り組みが顕著な成果・効果を手にし、経済成長を真っ先に再開し、サービス貿易を積極的に安定化させている。今回のサービス貿易交易会はこの成果・効果を示すものであり、感染症の大きな影響を受ける世界各国に団結・協力し、共に苦境を乗り切る自信をもたらした。
ベルギー・ワロン地域観光局の中国区責任者は「中国は観光業の回復が最も早い国の一つだ。サービス貿易交易会の開催は、世界の多くの観光都市に向け展示と交流の場を構築し、各国の観光業の自信回復を促す。中国の出境旅行は近年、消費アップグレードの流れを呈している。欧州の観光業発展をけん引し、現地の経済成長を促した。サービス貿易交易会を通じ、観光業の発展経験を学び、中国人客受け入れのサービス水準を高め、欧州と中国の観光協力をさらに推進したい」と述べた。
出展企業、ABB中国の顧純元会長は「サービス貿易交易会は現在まで6回開催されており、国際サービス貿易分野の理念を伝え、需給のマッチングを行い、ビジネスチャンスを共有する重要な場を提供した。例年と比べると、今年のサービス貿易交易会は世界の経済貿易活動の回復に向け自信を打ち立てるため、より重要な意義を持つ」と述べた。
世界銀行の元経済学者であるケニア人学者は、「サービス貿易交易会は、中国による多国間協力への積極的な支持を示す、新たな重要な証拠だ。中国政府は思い切った措置により感染症の抑制に成功した。中国経済は安定的に回復している。サービス貿易交易会はサービス貿易が回復中という明確なシグナルを発した」と話した。
日本中央大学の梶田幸雄教授は、「ポストコロナ時代において、知識集約型サービス貿易は世界経済の持続可能な発展に対してより重要な力を発揮する。世界のサービス貿易の需要が現在、拡大を続けている。中国は時代の先頭に立ちサービス貿易交易会を開き、サービス貿易のレベルを絶えず高めるが、これには重要な現実的意義がある。サービス貿易交易会を通じ人材やテクノロジーなどの資源の活用を促進し、新たなサービス技術を生むことに期待する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月4日