本部をジュネーブに置くWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のプレジデント兼CEOのピーター・バッカー氏はこのほど、新華社のインタビューに応じた際に「2020年中国国際サービス貿易交易会は重要な時期に開催され、世界の貿易を促進する」と述べた。バッカー氏の発言内容は下記の通り。
新型コロナウイルス感染症を受け、世界は今回のサービス貿易交易会に期待を膨らませている。交易会の開催は、経済回復への自信を深める。
中国政府は感染症の危機に適切に対応した。今回の交易会を通じ、中国がいかに危機に対応し、経済回復のために取り組んだかが見えるはずだ。
サービスと消費が中国経済に占める割合が近年、上がり続けている。文化・創意産業、金融サービス、観光などの業界は、中国経済においてより大きな力を発揮するだろう。
コロナ後の世界は元通りに戻るのではなく、より良く前向きに発展しなければならない。私たちは金融サービス、観光、通信サービスなどの業界を再構築する。私は中国がその革新ブームとハイテク企業により世界を支援することに期待している。今回の交易会は、中国がその潜在力を持つことを示すだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月3日