国家外貨管理局が7日に発表したデータによると、2020年8月末現在、中国の外貨準備高は3兆1646億ドル(1ドルは約106.3円)に上り、7月末に比べて102億ドル増加し、増加幅は0.3%だった。中国の外貨準備高は5ヶ月連続の増加を達成した。新華社が伝えた。
国家外貨管理局の副局長を務める王春英報道官は、「国際金融市場において、非米ドル通貨がドルに対して全体的に値上がりしており、資産価格は上昇と低下が相互に出現している。為替レート、資産価格の変動といった要因が総合的に作用し合い、8月の外貨準備高が増加した」述べた。
また王氏は、「中国経済は安定回復し、好転する状態が発展を続け、より深いレベルの改革を引き続き推進し、よりハイレベルの開放を実施し、国内の大きな循環を主体としつつ、国内と国外の2つの循環が相互に促進し合う新たな発展局面を加速的に形成しており、今後も引き続き外貨準備高の全体的規模の安定を支えていく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年9月8日