中国船舶集団第七一二研究所が開発した次世代地下鉄スマート化直流けん引給電システムがこのほど、広州地下鉄13号線白江駅で一度で送電に成功した。模範駅の試験運行段階に入った。
記者が22日、武漢市の第七一二研究所から得た情報によると、同システムは同研究所が自主開発した、完全に独自の知的財産権を持つスマート遮断器を軸としており、設備運行状態の自己診断の特徴と、データ情報接続クラウドプラットフォームを持つ。統合イノベーションにより、同システムは重要設備の情報化・デジタル化・スマート化を実現した。事前にスマートに早期警戒し、事後に迅速に位置を特定し、リモートで集中管理を行うといった一連のスマート運営管理の目標を達成する。
情報によると、次世代地下鉄スマート化直流けん引給電システムは、リアルタイムで正確で効果的なオンライン観測と、データ駆動型分析・応用の機能を持つ。メンテナンス方法の革新、ランニングコストの削減、都市レール交通の輸送効率の向上、レール交通の運行安全保障に対して重要な意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月23日