中国の衛星測位システム「北斗」の応用大会が現在武漢で開かれています。今大会は「北斗の応用や新興産業の拡大」をテーマに、衛星や産業応用などの分野の専門家が議論を繰り広げています。
「北斗3号」は今年7月、全面的に完成し、本格的な運用が始まりました。これは同システムを構築するための三つのステップが全部完了したことを示すもので、現在、120余りの国と地域が北斗衛星測位システムを利用しています。
データによりますと、2019年、北斗の応用発展を核心とする中国の衛星測位サービス産業の総生産高は3450億元に達し、2012年のサービス提供開始時の5倍になりました。そのうち、衛星測位システムに関連する生産高は2284億元に上り、北斗衛星測位システムの応用と産業化発展の融合がほぼ形成されていることが示されています。
「中国国際放送局日本語版」2020年9月26日