経済 > 第13次五カ年計画を振り返って 中国経済の高品質発展
第13次五カ年計画を振り返って 中国経済の高品質発展。観光を始めとする消費は引き続き中国経済の最大のけん引力となり、第13次五カ年計画の中国経済の高品質発展の活き活きとした様子を示した…
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中国の感染対策状況の持続的な好転に伴い、観光市場が回復の流れを示している。市場分析報告書によると、今年の国慶節・中秋節の連休中、宿泊の消費が例年同期の水準に戻り、さらには小幅成長する見通しだ。観光消費は過去数カ月で最高の水準に達する。
観光を始めとする消費は引き続き中国経済の最大のけん引力となり、第13次五カ年計画（2016−20年）の中国経済の高品質発展の活き活きとした様子を示した。
5年間で、中国の発展の中身がさらに濃くなった。中国の社会消費財小売総額は昨年40兆元の大台に乗り、最終消費支出の経済成長への寄与度が60％前後を維持した。産業構造が持続的に改善され、2015−19年に戦略的新興産業の付加価値額が年平均で実質10.4％増加した。サービス業の「安定装置」の効果がさらに強化され、新興サービス業が高度成長した。
5年間で、中国の発展の原動力がさらに豊かになった。中国の昨年のグローバル・イノベーション・ インデックスの順位は14位で、前年より3位上がった。研究開発費は世界2位を占め、労働生産性と科学技術進歩の寄与度が着実に向上した。有人宇宙事業、月探査事業、スパコン、量子通信などの分野で多くの重大科学技術成果を手にし、革新のけん引力が強化された。
5年間で、中国の発展の協調性がより良くなった。常住人口都市化率は昨年末に60.6％に上がり、2015年比で4.5ポイント増となった。東中西及び東北の「4大パネル」が連動的に発展し、重大地域協調発展戦略の実施ペースが上がり、都市部・農村部及び地域協調発展の新たな構造が示された。
5年間で、中国の発展の持続性がさらに上がった。単位GDP当たりエネルギー消費は昨年、2015年より13.2％減少した。全国の337の地級以上都市で、大気品質優良日数が占める割合が82％となった。地表水の品質がⅢ類水体以上は74.9％で、2015年より8.9ポイント増加した。生態環境の品質が全体的に改善された。
先ほど北京・湖南・安徽自由貿易試験区全体案と、浙江自由貿易試験区エリア拡大案が正式に発表された。自由貿易試験区は21カ所に拡大し、改革開放に新たな脚注が増えた。
持続的な改革の掘り下げと開放拡大は、中国の経済・社会に絶え間なく原動力を注ぐ。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2020年10月3日
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