国際ロボット連盟(IFR)はこのほど、「2020産業用ロボットレポート」を発表しました。それによりますと、生産のスマート化と自動化に後押しされ、世界各地の工場で稼働している産業用ロボットは270万台を記録したということです。
レポートによりますと、これまでの5年間(2014~2019年)で、産業用ロボットの在庫は世界で約85%増えました。2019年の産業用ロボット在庫ランキングの上位5位は、中国、日本、アメリカ、韓国、ドイツの順となっています。
IFRは「自動車と電気・電子業界の不況や新型コロナウイルスによる打撃を受けている中、産業用ロボット市場では、今年は大規模注文による大きな刺激はありそうにないが、中国は例外かもしれない」との見方を示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年10月7日