成長に対する消費の基礎的作用や投資の大きな作用、輸出による促進作用の発揮は、5年にわたり経済の飛躍的発展につながる「三頭立ての馬車」を操る原動力となった。
消費は中国経済成長のメインエンジンとなった。消費は2019年の経済成長に対する貢献率が57.8%と、GDP成長率を3.5ポイント押し上げ、6年連続で経済成長にとって最大のエンジンとなっている。超大規模市場が放出する巨大な潜在力は中国経済の飛躍的な成長を強く支えている。
また、重点領域の有効投資が合理的に拡大し、現代インフラネットワークが継続的に整備されている。2019年末の高速鉄道の営業距離は3万5000キロを超え、世界の高速鉄道の総延長の3分の2以上に達した。高速道路の総延長は14万キロを超え、世界トップを保ち、「中国のスピード」と「中国の奇跡」を生み出している。
貿易大国としての地位も一層強固になった。貨物輸出入額は2015年の3兆9500億米ドルから2019年には4兆5800億米ドルへと増え、3年連続で世界トップを維持し、11年連続で世界最大の輸出国となっている。サービス輸出入額は2015年の6542億米ドルから2019年には7850億米ドルへと増え、世界第2位を保っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月17日