5G商用化から1年 様子見を続ける消費者

5G商用化から1年 様子見を続ける消費者。

タグ: 5G商用化

発信時間:2020-10-31 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 市民の何さんは最近、5Gプランを売り込む通信キャリアからの電話をよく受ける。「プランに入ると100元以上になるから、今は5Gへのバージョンアップをしない」。市場を取材したところ、5G商用化が1周年を迎え、“サービスエリアが隅々まで”というキャンペーンをしているが、対照的に消費者心理は理性的なようだ。


5Gプランは価格が高め


 現在、新たに5Gプランに加入すると、毎月の通信費は少なくとも100~130元になる。


 第三者機関が発表した「2020年中国5Gスマホネットユーザーの体験と態度調査報告」によると、5Gスマホの通信プラン価格は高すぎると消費者は感じている。5Gスマホユーザーの49.2%が「現在のプランの価格が高すぎること」を最大の問題としている。


 また取材した業界筋の多くが、「5Gの普及を阻む主因の1つとして、画期的なアプリの欠如がある」と指摘する。3Gから4Gへの変換期において、消費者は4Gに乗り換える必要性を感じていた。たとえばショートムービーやライブ動画、スマホゲーム、デリバリー、スマホ決済などのアプリだ。


 5Gについて業界筋は、プライベートクラウド、超高画質ライブ動画、大容量動画、そして最近流行のVlogなどの分野で、画期的アプリが生まれる可能性があるとしている。


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