上海先物取引所の全額出資子会社、上海国際エネルギー交易センターが19日、国際銅先物取引を行った。これにより中国市場の世界銅サプライチェーンに対する価格設定機能がさらに強化される。国際銅先物の誕生は、世界の銅産業チェーンにおいて世界が参加する「中国価格」の形成が近づくことを意味する。
情報によると、既存の上海先物取引所滬銅先物取引(中国域内向け)を維持した上で、上海国際エネルギー交易センターによる国際銅先物取引は、中国の原油先物の「国際プラットフォーム、正味価格取引、保税受け渡し、人民元建て計算」という取引モデルを踏襲し、全面的に域外からの取引参加を募る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月20日