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発信時間：2020-11-22 15:35:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　フィリピンのラモン・ロペス貿易産業相はこのほど、東アジア地域包括的経済連携（RCEP）協定に15カ国が署名したことについて、加盟国間の経済・貿易・投資の強化や域内経済全体の回復促進につながるとの見方を示した。

 

　フィリピン貿易産業省（DTI）は16日、声明を発表し、RCEPは幅広い分野にわたり、膨大な人口をカバーしており、フィリピンを含むこの地域の国々にとって、より安定的で発展に資する経済環境を作り出すことができるとの考えを示した。

 

　声明でロペス氏は「各国は足元で新型コロナウイルスの感染拡大による深刻な影響を受けているが、貿易と投資は景気回復を後押しする重要な手段であるため、この地域により広い自由貿易圏を構築し、投資家により安定した環境や予測可能性、信頼性を与えることは特に重要になる」と語った。

 

　フィリピンはRCEPから多くの利益を得ることができるとも指摘。RCEP加盟国向けの輸出は同国の輸出総額の半分以上を占めており、今後、市場の開放と関税の引き下げに伴い、フィリピンの特産品をこれまで以上に数多く域内で販売できるようになると期待感を示した。また、投資円滑化などの分野で合意したことで、より多くの投資を呼び込むこともできるとの見通しを示した。

 

　第4回RCEP首脳会議が15日、テレビ会議形式で開催され、15カ国が署名した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年11月20日

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