中国人民銀行(中央銀行)が26日に発表した報告書によると、中央銀行は今年に入り9兆元規模の金融政策対応措置を講じており、金融部門は1−10月に実体経済に約1兆2500億元の利益を還元している。穏健な金融政策の効果が顕著で、伝達の効率がさらに上がり、金融が実体経済を支える力が堅固になっている。
人民銀行は、穏健な金融政策は今後より柔軟かつ適度になり、正確に導き、金融サービスの実体経済への貢献の質と効果をより重視すると表明した。マクロ情勢及び市場の需要に基づき、金融政策の操作の力・リズム・重点を合理的に把握する。合理的で十分な流動性を維持し、市場の資金を枯渇させないが、大規模金融緩和により市場の資金を溢れさせることも断じて無い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月27日