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発信時間：2020-12-13 09:50:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　貿易は一国の経済状況を観察する重要な窓口だ。商務部の最新データによると、中国の今年1−11月の貿易額は前年同期比1.8％増で、同期としては過去最大の29兆400億元にのぼった。予想以上の「成績表」は、疲弊・低迷する世界市場を励ました。

　商務部の最新データによると、中国の貿易額は6月より6カ月連続でプラス成長している。中国社会科学院財経戦略研究院の張徳勇研究員は「貿易は持続的な好転、成長率の上昇の流れを呈しており、世界貿易市場に占める割合がさらに向上している。これは中国の経済回復の良好な流れを具現しており、また中国経済の持続的かつ安定的な発展を克明に描き出している」と述べた。

　中国国際経済交流センター経済研究部の劉向東副部長は「中国の貿易の持続的な好転は、世界のサプライチェーンの円滑化に資する。グローバル化、自由貿易、世界経済回復を効果的に促進し、世界の安定装置としての力を着実に発揮する」と述べた。

　「感染症の衝撃が現在も尾を引き、世界の経済貿易活動が正常化していないが、中国経済の持続的かつ安定的な回復に伴い、中国と世界各国の経済貿易往来がより緊密化する流れを呈している」張氏によると、中国の今年1−11月の5大貿易パートナー（ASEAN、EU、米国、日本、韓国）からの輸入額がそれぞれ増加し、互恵・ウィンウィンの関係がいっそう堅固になった。中国経済の好転は、輸入額の大幅な拡大を支える一方で、貿易パートナーが感染症の影響を和らげるため有益な助力を提供した。これは中国経済が世界経済の安定・成長の力強いエンジンであることをさらに浮き彫りにした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年12月13日

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