シンガポールのFreight Links Groupの柯建強総裁は先ほど、新華社のインタビューを受けた際に、「中国・シンガポール政府間協力プロジェクトによる物流の便利な条件と中国の大きな市場を利用する。対中投資で当社は大事業を展開する」と表明した。
中国・シンガポール(重慶)戦略的相互接続模範プロジェクト(以下「同プロジェクト」)の枠組み内で、同社が共同投資に加わるインターモーダルスマート物流団地が昨年、重慶市の両江新区で正式に着工された。竣工は来年の中頃の見込み。物流団地はシンガポールの現代物流業の経験を統合し、中国の巨大な市場と結びつけ、国際物流模範作業エリアを作る。
柯氏は「同プロジェクトは外国企業の中国における発展にチャンスをもたらし、民間の国を跨ぐ投資の利便性を高めた。交通・物流はプロジェクト枠組み内の重点協力分野の一つだ。プロジェクトが作る国際陸海貿易新ルートは物流時間を大幅に短縮し、輸送コストを大幅に引き下げる。輸送中に貨物の収集・分配が可能で、物流効率を高め、物流企業により多くのビジネスチャンスと収益スペースを提供する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月13日