先ほどアジア・オリンピック評議会(OCA)第39回総会において、eスポーツが正式に杭州アジア競技大会の種目になった。eスポーツは再び極めて重要な一歩を踏み出した。同時に関連データによると、中国のeスポーツ市場規模は1000億元を突破しており、北米を抜き世界最大のeスポーツ市場になっている。業界内の専門家は、eスポーツがアジア競技大会の種目になったことは、eスポーツ全体の市場規模の拡大に対して大きな推進力を生むと指摘した。eスポーツの市場規模の持続的な拡大は産業チェーンの融合を力強くけん引する。その発展の潜在力は侮れない。
新型コロナウイルスは今年、伝統的なスポーツ業界に衝撃をもたらした。eスポーツはオンラインの特徴により産業の優位性を示し、多くの都市の経済発展の重要な手がかりの一つになった。中国のeスポーツ企業は現在1万社以上で、200以上の都市がeスポーツの産業発展に取り組んでいる。上海市は現在「世界eスポーツの都」の建設に取り組んでおり、これに北京市、広州市、成都市、海口市が続いている。これらの都市は多くのメーカーやクラブなどと協力を掘り下げ、産業インキュベート、大会の開催、人材育成などの開発・建設を進めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月24日