国家石油天然汽管網集団有限公司の発表によると、中露東線天然ガスパイプラインプロジェクト(永清―上海)江蘇区間の第7区間が6日、正式に着工された。これは中露東線天然ガスパイプライン南区間沿線の各省のプロジェクトが全面的に建設段階に入ったことを意味する。
中露東線天然ガスパイプライン南区間は、北から南へと河北省、山東省、江蘇省、上海市を経由する。竣工と稼働は2025年の予定。北のロシアの天然ガスが直接、南の上海に運ばれるようになる。稼働後の1日あたりのガス輸送量は5000万立方メートルを超え、現在の輸送力の3倍弱に拡大する。
中露東線天然ガスパイプラインは中国域内の9省・自治区・直轄市を通る。域内区間の新設パイプラインは3371キロで、建設済みの1740キロのパイプラインを利用している。北・中・南の3区間に分け建設。北区間(黒河―長嶺)と中区間(長嶺―永清)はすでに稼働開始している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月7日