中国石油タリム油田が7日発表した情報によると、「西気東輸」(西部の天然ガスを東部に送るプロジェクト)の主力生産地であるタリム油田は現在まで、西気東輸パイプラインに天然ガスを累計2700億立方メートル超供給している。川下の15省、120以上の中・大都市の約4億人の住民、3000社超の企業のガス使用を支えている。
タリム油田は中国の陸上では規模が3番目の油ガス田だ。タリム油田では現在、「克拉2」「迪那2」「克深」「英買力」「牙哈」などの複数の大型ガス田が建設されており、天然ガス生産量が全国の6分の1を占めている。10年以上に渡り、タリム油田の西気東輸パイプラインへのガス供給量は、当初の年間3億5100万立方メートルから250億立方メートル超に増加し、1日平均で最大9500万立方メートルにのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月8日