■「ウィンウィンの橋」
この1年間、中国と「一帯一路」パートナー国は地域経済統合のプロセスを加速させてきた。「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」や「中華人民共和国政府とアフリカ連合の『一帯一路』建設の共同推進に関する協力計画」に署名したことは、世界経済の回復を加速させる新たな原動力を注ぐこととなった。
「一帯一路」の協力ではこれまでに、「シルクロードEC(電子商取引)」やデジタル交通回廊の建設、越境光ファイバーケーブル情報チャネルの建設、中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)情報ポートの建設など、多くの成果を上げてきた。
論語に「歳寒くして然る後に松柏の彫(しぼ)むに後るるを知るなり」という言葉がある。寒い季節が来て初めて松や檜の強さを知る、つまり、危機になって初めて人の真価が分かるという意味だ。
コロナ禍は関係各方に「一帯一路」の建設に一丸となって取り組むという決意を固めさせた。中国は今年も引き続き両手を広げて世界を抱擁し、「一帯一路」関係国との協力を重視していく。「一帯一路」の共同建設に向け、より力強い原動力やより大きな拡大の余地、より最適化されたルートを提供し、質の一段の向上を推進していく方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月17日