ブルームバーグは、2020年末の中央経済工作会議で「2021年のマクロ政策は連続性・安定性・持続可能性を維持すべき。同時に、政策運営はより正確かつ効果的にすべきで、急激に転換してはならない」と指摘されたことに注目した。
「十四五」計画は、「双循環」の新たな発展モデルを構築し、高度な対外開放を継続、互恵協力の新たな局面を拓くべきと提起した。中国は2021年、どのような姿勢で新たな発展段階に踏み出すかが海外メディアの注目の的となっている。
ギリシャの学者ハイアー氏は、「2021年は中国が新しい発展モデルを構築するための確かな第1歩になる。中国の国内大循環を主体に、国内と海外の双循環を相互に促進する新たな発展モデルは、中国の国内市場の需要を喚起し、産業のモデル転換と高度化を促進、中国の経済発展に力強い推進力を提供するだろう」との見方を示した。
◇中国の月面無人探査機が月のサンプルを採取して地球への帰還に成功、◇中国の量子コンピューターの原型機「九章」が登場、◇有人深海潜水艇「奮闘者号」は1万メートル級の潜水テストに成功、◇北斗衛星測位システムのグローバルネットワークの構築が完了、◇中国が開発した時速350キロの高速貨物列車がラインオフ――中国は2020年、技術革新で目覚ましい成果を上げ、国際社会は中国の科学技術の進歩に改めて注目した。多くの海外メディアは、中国のイノベーションのけん引的役割は2021年も高まり続け、質の高い発展に新たなエネルギーを与えるとみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月23日