国家衛生健康委員会は17日、本土における新型コロナウイルスの新規感染者がゼロになったというデータを発表し、この春節連休に完璧な終止符を打った。この特殊な春節に、1億人以上が政府の要請に応じ現在地で年を越した。例年の春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)のピーク時のようにバスターミナルと駅が混雑することはなかったが、海外メディアの記者は丑年の春節の喜ばしい、繁栄する光景をキャッチした。彼らは映画興行収入の急増、オンライン消費の旺盛ぶりに驚嘆し、さらにはマスクを着用しながら屋台を巡る中国の一般人を羨んだ。
西側のソーシャルプラットフォームも先ほど、春節記念イベントに加わった。牛が豊作、繁栄、幸運、成功、勤勉を象徴することは、すでに各国の人々に熟知されている。シンガポール華字紙「聯合早報」は「『牛気衝天』『牛転乾坤』といった生き生きとした祝賀メッセージが各国の人々の共鳴を呼んだ。コロナ禍の世界は中国の伝統的な丑年文化のプラスのエネルギーを共有した」と伝えた。
ロイター通信は「中国経済は今年、復興の牛を迎える。消費と製造業の投資が急進する。感染症という災いから立ち直った中国経済は今年も回復を維持する。アナリストは、今年の経済成長率をおおむね8−9%と予測している」と報じた。第1ドイツテレビは17日、「今年の丑年は中国にとって特殊な意義を持つ。中国共産党成立100周年、第14次五カ年計画、2022年冬季五輪の準備、中米関係も世界の焦点となっている。昨年唯一、経済プラス成長を実現した主要経済体である中国は、丑年により自信を深める」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月18日