今年の春節、予想以上の活況に

今年の春節、予想以上の活況に。

タグ:春節 経済

発信時間:2021-02-18 15:17:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 春節連休が終了した。この祝日は再び新型コロナウイルスによって台無しにされると思われた。多くの人が勤務地での年越しという要請に応じたが、賑やかに祝日を過ごせたことは全国人民にとってのサプライズと言える。春節の映画興行収入が過去最高を記録し、宅配便業務量が200%超増加し、現地観光の大繁栄が世界の経済界を驚かせた。これらは中国経済の極めて大きい総合的な発展の潜在力を示した。

 

 中国の春節の消費ブームは、感染対策の確かな成果によるものだ。2021年になると、中国北方の一部地域で新規感染が確認された。春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)及び社会の連休中の計画、さらに多くの人々の帰省計画に衝撃が及んだ。今年の春節は昨年のように静かになると諦められていたが、予想外の盛り上がりを見せた。

 

 春節連休中、本土における新規感染者は1人のみで、感染拡大がしっかり抑制された。これは各地の人々の感染症への懸念を大きく和らげ、祝日特有の喜びとリラックスムードを演出した。同時に一定期間抑制されていた社会の消費の願いを放出した。

 

 最も大きな出来事は、映画の興行収入が過去最高になったことだ。映画は新型コロナウイルスの最も大きな衝撃を受ける業界の一つであり、感染抑制が徹底されなければその回復はない。中国は春節期間中、収容定員を50−75%にするという上限を設けたが、北京のような大都市では人々が各映画館に流れた。これにより連休中の全映画館における全チケットがほぼ売り切れるという奇跡が生じた。今年初の長期連休の映画興行収入は2019年同期を上回った。

 

 これは経済力と感染対策水準の共同作用の結果、国の総合力の現れだろう。映画興行収入は中国のすべてのサービス業に曙光をもたらしたと言える。中国人はほぼ安心して映画館に戻れるようになったのだから、他に行けないサービス施設などない。今冬の感染を抑制した後、ワクチン接種のペースが上がっていることもあり、中国人の感染対策中の生活、生活における感染対策に関する心理がさらに成熟し、全社会の全体的な自信も大きく深まる。

 

 丑年は幸先の良いスタートを切ったと言える。中国の第1四半期の経済の成績がその他すべての主要経済体を上回ることが確実視されている。これは中国が一年を通じ国際的な競争の優位性を保つため良好な基礎を固める。


  

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月18日

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