今年の求人数は2019年を超える見通し 人気のある業種は

今年の求人数は2019年を超える見通し 人気のある業種は。

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発信時間:2021-02-19 11:51:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 新型コロナウイルスの流行が抑制され、国内の消費は回復し、海外からの注文は増加し、雇用も徐々に増え、2020年の企業の雇用ニーズは急速に回復している。


 春節前に新型コロナ感染者が少し増えたが、企業の操業への影響はなかった。旧暦1月7日は仕事始めの日であり、全国の多くの地区で例年通り業務が再開された。


 普通と違った2020年、中国企業の雇用ニーズは2月と3月の過去最低水準から徐々に回復し、第4四半期には2019年同時期の水準に戻った。


 就業のV字回復は2021年も続くのか。業界内では、今年の就業状況は前年同期よりよくなると見られている。


 2020年の求人数は9月に最高水準に達した。11月と12月、雇用主が就職情報サイト「前程無憂」で公開した求人数はプラス成長を実現し、前年同期比でそれぞれ2.7%と7.9%増加し、2018年の水準に達した。


 「前程無憂」は求人を61の業種に分けている。2020年下半期は全業種の求人数が上半期を上回り、11の業種の求人数が2019年下半期の水準を超えた。求人数トップ20の業種を見ると、不動産が3年ぶりにインターネット・ECを抜いて首位に立った。


 2020年下半期に公開された不動産業の求人数は前年同期より15.6%増加、2020年上半期より28.7%増加した。不動産と関係がある建築・工事、機械・設備・重工業などの雇用ニーズは2020年下半期に大幅に増加し、前年同期比でそれぞれ10.6%と15.8%増加。


 求人数トップ20の中で、医療設備・機械は求人数の増加が目立ち、2020年下半期は前年同期より16.3%増加、2020年上半期より24.8%増加した。海外からの注文の激増は同業種の雇用を促し、製薬・生物工学の2020年下半期の求人数は前年同期比8.3%増加、前期比12.3%増加した。


 そのほか、半導体業の人材競争は非常に激しく、2020年下半期のチップ人材の求人は1年前より14.9%増加し、半導体業は2020年に最も給与が増加した業種となった。


 「前程無憂」は、20201年は不動産と建築・工事業が雇用を支える状態が続き、健康・医療、農林牧漁業、専門サービス、検査認証などの業種は求人数が伸び、ソフトウェア開発、半導体、教育・研修などの業種は合併統合が増えると予想している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月19日

 

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