第13次五カ年計画以来(2016-2020年)、中国がイノベーション型国家建設に取り組んだことにより、科学技術の実力が大いに進展し、経済発展、国民生活の改善、国家安全など、多くの分野で下支えの役割を果たしてきました。
中国の王志剛科学技術部長は26日に国務院報道弁公室の行った記者会見で、「第13次五カ年計画以来、中国の科学技術の実力は歴史的・全体的・枠組的な変化を遂げてきた」と振り返りました。そのうえで、「今後は科学技術が経済・産業・社会・安全などにおける全方位のサポート能力を向上させ、グローバルな科学技術発展により多くの中国の力と中国の成果を捧げていく」と中国の科学技術に対する展望を語りました。
なお、世界知的所有権機関(WIPO)が発表した「グローバル・イノベーション・インデックス」ランキングでは、中国が2015年の第29位から2020年の第14位に躍進したということです。
「中国国際放送局日本語版」2021年2月27日