世界的に知られる英国の社会学者、マーティン・オルブロウ氏は、「中国共産党が中国人民を率いて貧困脱却に成功した要因は偉大な決心と迫力にあり、中国の発展と振興の強い動力でもある」と指摘しました。
オルブロウ氏は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者の取材に対して、「中国共産党はいくら困難があっても挫けることなく、初心を忘れずに中国人民を一丸となるようにまとめ、貧困脱却の目標に向かって前進し、中国の発展と振興を保つ強い動力を持っている」と示しました。
同氏は1980年代から中国を複数回訪れて、中国の大きな変化を自身の目で確かめてきました。同氏は、「中国共産党がこの百年の歴史の中で中華民族の精神と風貌を根本的に変え、全国で前向きに奮闘し、楽観的で団結するという大局を築き上げ、1つめの百年の奮闘目標(中国共産党建党100年の2021年までに小康社会の全面的な完成)を見事実現させた」と評価しました。
さらに同氏は、「中国はこれまでの40年で改革開放政策を実施して、グローバルな舞台に溶け込むことを成し遂げた。これはまた中国の貧困脱却と経済発展の効果的なルートでもある」と述べたうえで、「多国間主義を訴え、多国間協力を擁護する中国は責任感ある国であり、協力ウィンウィンを堅持し、国際実務でより大きな役割を果たしていくだろう」と示しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年2月28日