農業農村部の劉煥鑫副部長は15日、「焦点の定まった的確な創業・就業技能訓練を展開し、資金の蓄積、技術の強み、市場情報、経営の頭脳を持つUターン・Iターン人員を重点的に育成する。今年は農村創業・革新リーダーを20万人以上育成する」と述べた。
劉氏は15日の全国Uターン・Iターン人員創業・就業促進活動テレビ会議で、「感染症の影響、一部都市の雇用枠の減少、農村産業の発展に伴う実家での雇用機会の増加などの理由により、昨年末に農民工と出稼ぎ農民工の数がいずれも初めて減少した」と説明した。
劉氏は「農村振興の全面的な推進を背景とし、Uターン・Iターン創業・就業は大きなチャンスを迎えている。現在、中国の農産物のうち32%が加工されておらず、郷鎮の33%に商品市場がない。Uターン・Iターン人員は生産、加工、流通、販売、サービスを一体化させる全産業チェーンをめぐり創業・就業できる。同時に特色産業、美しい自然環境などの資源を立脚点とし、ECやライブコマースにより新しい産業と業態を発展させられる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月17日