「第14次五カ年計画」綱要、人間中心の発展思想が明らかに

「第14次五カ年計画」綱要、人間中心の発展思想が明らかに。

タグ:第14次五カ年計画

発信時間:2021-03-20 17:01:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「第14次五カ年計画(2021-25年)」綱要は、国家のある一定期間における経済・社会の発展に関わると同時に、大気質の改善から幼稚園の入園難や高齢者の介護問題など身近な暮らしの問題の解決まで、個人の仕事や生活にも関わるものだ。「綱要」は、今後5年間かそれ以上の一定期間にわたる素晴らしい生活に向けた新たなビジョンを描き出す。


 「第14次五カ年計画」期間中、中国は経済社会の発展について全面的なグリーン成長へのモデル転換を推進し、美しい中国の建設を目指す。「綱要」は、微小粒子状物質とオゾンの協調管理を推進し、県レベル以上の都市のPM2.5濃度を10%引き下げるべきと指摘、オゾン濃度の増加傾向を効果的に抑制し、深刻な大気汚染を基本的に解消すると初めて提起した。また、2030年までにCO2排出量をピークアウトさせる行動計画を策定し、総エネルギー消費量とエネルギー強度の管理制度を整備、化石エネルギーの消費を重点的に抑制する考えだ。


 「綱要」には、人間中心の発展思想が一貫して流れている。経済社会発展に関する20の主要指標のうち、7つの指標が民生に関わるもので、全体に占める比率は3分の1以上に上り、これまでの五カ年計画で最も大きい。幼稚園の「入園難、学費高」問題については、2万カ所の幼稚園を拡充し、政府が価格を指導する普恵性幼稚園の受入園児数を400万人以上増やす。高齢化社会に対応するために、介護施設のベッド数拡大に向け複数の措置を講じ、介護型ベッド数の比率を55%まで引き上げる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月20日



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