「広州城市小菜園」プロジェクトがこのほどスタートした。広東省広州市の市民は、微信(WeChat)のミニプログラム「広州城市小菜園」を通して、種や有機肥料などの受け取りを予約できる。そして、それを使って自宅の玄関前や裏、バルコニー、ベランダ、屋上、外壁、庭、空き地などのスペースを利用して、「家庭菜園」を楽しむことができる。人民日報が報じた。
「広州城市小菜園」プロジェクトは、基準化、エコ・環境保護化された指導的基準体系が制定されており、▽「広州農博士」サービスプラットホーム▽市場化サービスプラットホーム▽交流・シェアプラットホーム―――の3つの関連プラットホームも立ち上げられている。「広州農博士」では、農業技術専門家グループからなる専門チームが、オンラインで市民からの家庭菜園での栽培における技術的質問にリアルタイムで答えてくれる。市場化サービスプラットホームで、市民はオンライン・オフラインで、種や有機肥料、環境にやさしい基質などの商品を購入することができる。交流・シェアプラットホームでは、一連の家庭菜園の栽培方法に関する文章や動画がアップされ、市民が正しい方法に基づき野菜などを栽培できるようサポートするほか、市民は同プラットホームで栽培の成果をシェアすることもできる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月31日