中国鉄路南寧局集団有限公司が6日発表した情報によると、注目度が高まる西部陸海新ルートはすでに、ASEAN産農産物を中国西部へ輸送する便利でスムーズなルートになっている。
今年第1四半期、西部陸海新ルートの貨物輸送は良好な発展の流れを呈した。海運・鉄道連絡輸送列車は前年同期比89.3%増の1325本で、コンテナ取扱量は88.5%増の6万6292TEUだった。
広西欽州車務段副段長の黄光輝氏によると、ASEAN諸国の西部陸海新ルートの貨物輸送に対する需要が非常に旺盛だ。タイのタピオカ粉、ベトナムのもち米などが海を渡り広西北部湾港に入ると、さらに海運・鉄道連絡輸送列車により成都市や重慶市などの中国西部地区に輸送される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月7日