国務院新聞弁公室が6日発表した「人類貧困削減の中国実践」白書によると、貧困脱却攻略戦を経て、中国の貧困者の所得・福利水準が大幅に向上した。教育、医療、住宅、飲水などの条件に顕著な改善があった。
白書によると、貧困者の所得水準が持続的に向上している。貧困地区農村住民の平均可処分所得は、2013年の6079元から2020年の1万2588元に増加した。年平均成長率は11.6%。成長のペースは持続的に全国の農村を上回り、伸び率は全国の農村を2.3ポイント上回った。貧困者の賃金収入と経営収入が占める割合が年々上昇し、移転収入が占める割合が年々低下している。自主増収・脱貧困能力が着実に向上している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月7日