1年働くだけで経済的な自立も可能! 中国の証券会社上級管理職の年収明らかに

1年働くだけで経済的な自立も可能! 中国の証券会社上級管理職の年収明らかに。

タグ:証券会社

発信時間:2021-04-07 20:55:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

IPO市場の爆発で証券会社の一般社員も「賃金上昇」

1つの業界の全体的な賃金水準がどうかを考えるには、まず同業界をとりまく大きな環境を見る必要がある。20年を振り返ると、中国のA株市場は全体として活況を呈し、IPO(新規株式発行)による資金調達額は約10年ぶりに記録を更新した。プライスウォーターハウスクーパースが発表したIPO市場報告によると、20年にA株市場では新株395銘柄が上場し、融資総額は4719億元に達して、11年以来のIPO資金調達額の記録を更新した。IPOの件数は前年比97%増加し、資金融資額は86%増加した。

このように規模の大きなIPO市場に直面して、証券会社が受け取る仲介手数料はおのずと多くなり、一般の社員も賃金が上昇した。統計によると、20年の中金公司は社員1人あたり平均賃金が114万9800元に達し、同年に平均賃金が100万元を超えた唯一の上場証券会社になった。中信証券は社員が3千人あまり増加した上で、平均賃金・諸給付が81万1600元となり、19年に比べて1万元も増加した。華泰証券の平均賃金・諸給付は19年比24万元近く増加して92万7100元に達した。浙商証券股フン有限公司の平均賃金・諸給付は10万元増加した。

しかし平均賃金は参考に過ぎず、証券会社の奨励メカニズムを全面的に反映できないことは指摘しておかなければならない。中信証券の年次報告書では、「社員の賃金は基本給、インセンティブ報酬、特別奨励金、社会保険・福利厚生で構成されている。基本給は各年度の基本的な収入であり、社員のポジション・職級の賃金標準と連動して確定し、ポジション・職級の賃金基準は主に職責、責任の範囲、重要性、経営規模、同業他社の水準といった要因を踏まえて総合的に確定する」と指摘している。

そのため、金融業界の「高級アルバイター」にしろ、「一般アルバイター」にしろ、収入をいくら得られるかは、個人としてどれくらい仕事ができるかということと会社の具体的な業績評価の基準によって決まる。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年4月7日


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