住宅・都市農村建設部(省)が8日に明らかにしたところによると、2019年末現在、全国で建設されたグリーン建築物の面積は累計50億平方メートルに達し、同年に都市部で新たに建設された建築物に占める割合は65%に達した。関連の行動プランに基づき、22年には新建築物に占めるグリーン建築物の割合は70%に達する見込みだ。
同部はこの日、2020年度全国グリーン建築物イノベーション(革新)賞受賞リストを発表した。北京大興国際空港の旅客ターミナルビルと駐車場ビルのプロジェクト、首鋼集団の旧工業エリアの西十冬季五輪広場への改造プロジェクト、2019年中国北京世界園芸博覧会中国パビリオン・国際パビリオン、雄安市民サービスセンター、上海中心大厦(上海タワー)など61件のプロジェクトが各賞を受賞した。
説明によると、中国のグリーン建築物の取り組みは今世紀最初のスタートと決して早くないが、発展プロセスのスピードが速く、すでに目標が明確で、政策が整備され、標準が整い、管理が適切に行なわれる推進システムを備え、世界における取り組みとのマッチングが実現している。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月11日