独ザスニッツ発の、自動車部品、建設機械、家具、バスルーム製品などの貨物を満載した中欧班列「長安号」がこのほど、順調に新疆ウイグル自治区の阿拉山口口岸に入境した。同口岸を通過した今年1500本目の中欧班列となった。
阿拉山口税関監督管理二科の李宏峰科長は「今年は98日のみで1500本が通過し、昨年より42日早く記録を塗り替えた。世界で感染拡大するなか、輸送量が多く低価格で、多くの国(地域)とつながり安定性が高いという中欧班列の長所がより顕著になり、多くの企業から注目されている」と述べた。
新疆中連海通国際貨運代理有限公司阿拉山口分公司の責任者である馬文強氏は、「以前ならば多くの手作業だった部分がデータ化されており、中欧班列の通関効率が飛躍的に向上した」と述べた。
口岸発の班列・路線は現在、主に渝新欧、鄭新欧、長安号、蓉新欧などの22本となっている。ドイツ、ポーランド、ベルギー、ロシアなどの13カ国に向かい、200種以上の貨物を搭載する。輸入貨物は自動車及び部品、綿糸、木材などで、輸出貨物は主に自動車及び部品、家電、日用雑貨など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月13日