中国人民銀行マクロ慎重管理局の李斌局長は12日、「デジタル人民元は2019年末に相次いで深セン市、蘇州市、雄安新区、成都市、未来の冬季五輪シーンで試行・試験を開始した。昨年10月には上海市、海南省、長沙市、西安市、青島市、大連市の6つの試行・試験地域が追加された」と発表した。
デジタル人民元の試行範囲は現在、秩序正しく拡大しており、応用シーンが徐々に豊富になっている。デジタル人民元試行・試験の参加人数、取引件数、兌換額は全体的に少なく、使用シーンは生活費の支払い、飲食サービス、交通機関、ショッピングなどの各分野に跨っている。デジタル人民元は現在、全体的に試行・試験段階で、正式な導入の時期は未定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月13日