文字 経済 > 

発信時間：2021-04-18 16:47:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   英『タイムズ』は4月10日にウェブサイトで、「『チャンスを逃してはならない』――英サマセット・キャピタル・マネジメントのCEOが中国に大きな期待」というタイトルの記事を掲載した。記事の本文は以下の通り。

　数カ月前、米ドル安が進み、投資家が割高な米国株を売却した上、新興市場が依存しているコモディティの需要が景気刺激策によって急増するという期待から投資資金が低開発国の株式市場に押し寄せた。

　ところが今年1月末、米国の金利上昇や多額の米ドル建て負債を抱える貧困国の追加コストを投資家が懸念し始め、マインドはマイナスに転換。資金の撤退によって一部の新興市場では株価がこの2カ月間に10％ないし20％下落した。

　サマセット・キャピタル・マネジメント共同創業者兼CEOのドミニク・ジョンソン氏はファンドマネージャーとして、強力なライバルがいなくなった中、一人で船を漕ぎ荒波を乗り切ろうとしている。

　共同創業者で実質的な株主のジェイコブ・リーズ・モッグ氏が有名な同社は、新興市場の株式を専門に研究しており、従業員はわずか53人だが運用資産は80億米ドルに上る。昨年3月に株式相場が急落した時、同社は最大の勝利を収めた。

　同社は方針を変え、向こう数年にわたり中国に大きな賭けをすることに決めた。ジョンソン氏は、中国が株式投資家に大きな利益をもたらすと考えた。また、上海に駐在員事務所を開設する計画も進んでいる。

　ジョンソン氏はかつて上司だったロバート・ロイド・ジョージ氏の著書を引用し、過去二千年のうち250年を除いて中国が世界最大の経済国だったと指摘。「我々はそれを忘れていた」としている。

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る